ART BOOK FAIR


札幌市図書・情報館

札幌市中央区北1条西1丁目
札幌市民交流プラザ1・2階
TEL:011-208-1113
URL:https://www.sapporo-community-plaza.jp/library.html

札幌市図書・情報館 ARTエリア

図書・情報館では、現代アート・写真集やデザインなどアート本を多数所蔵しています。
アートの入口はひとつではありません。担当が選んだ本をはじめ、その先の様々なジャンルの本に出会ってみませんか。
日常や思いがけないところにも、アートは潜んでいます。


札幌市民交流プラザにある「札幌市図書・情報館」の2階で「アートブックフェア」を開催しています。


所蔵する多数の現代アート・写真集やデザインなどのアート本が並ぶ「ART」エリア入口に「アートブックフェア」コーナーがあります。


図書館の司書さんが選んでくれた、アートの入口にぴったりな本はこちら!



★考える「視点」がみつかるデザインの教室
著者:原田 祐馬

新型コロナウイルスの影響で大学の授業が休講になる中、京都芸術大学の学生らが自主的にスタートした1日1問の出題形式のオンラインゼミ「One Day Esquisse(ワンデイ・エスキース)」。朝に課題が出され、学生たちは夕方までに課題を夕方にオンラインストレージにアップ。夜に、チャットでディスカッションするという、LINEなどのSNSを活用した面白い取り組みです。

「家のなかから36色をピックアップし、特別な色見本を作成しなさい」「新しい矢印を手書きで100個考えなさい」といった課題に対し、学生たちもユニークな視点で作品を制作していきます。家族でチャレンジしてみても面白そうですよ。

「『101回目のプロポーズ』を断るラブレターを手書きしなさい。」この課題にあなたならどんな作品を提出しますか?

★パッケージデザインの入口
著者:小玉 文

約150点の国内外のすぐれたパッケージデザインを厳選して解説した「デザイン見本帳」です。人気の飲料やお菓子のパッケージのデザイン解説や裏話などが紹介されています。

パッケージデザインに興味のある人や、パッケージデザインを志す学生や初学者を対象にした本ですが、誰でも楽しめる一冊。コマーシャルや雑誌、スーパーなどでよく見るあの商品のデザインも、配色やデザインが考え抜かれた作品です。アートってとても身近にあるんです。

★おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる
著者:新山 直広 ほか

「デザイナー」と聞くと、WEBや広告の制作物を作るイメージですが、人や歴史などの地域の資源を上手く組み合わせて新しい価値を生み出す地域のデザイナーも増えています。

この本では全国各地で活躍する地域デザイナーたちの取り組みや思いを、自身が語っています。北海道からは、道東地域を拠点に活動する「ドット道東」の取り組みも掲載されています。

デザイナーやクリエイターが仕掛け人となって、地域を盛り上げていく事例が紹介され、まちづくりに興味がある方におすすめな一冊です。

★フランス人がときめいた日本の美術館
著者:ソフィー・リチャード

日本美術をこよなく愛するフランス人の美術史家、ソフィー・リチャードさんが選ぶ、10年かけて日本各地の美術館を訪ね歩いて取材した「本当に訪ねる価値のある」美術館のガイドブック。

英語圏で評価されたガイドブックを日本語に翻訳しているので、日本美術や、建築、美術品の魅力がとてもわかりやすく解説されています。今までぼんやりとしか意識していなかった日本美術の魅力を再発見できます。「いつか行ってみたいなぁ」そう思うのもアートの入口です。

★東山魁夷ART BOX 美の眼差し
画:東山魁夷

昭和を代表する日本画家の一人・東山魁夷の作品と、影響を与えたコレクションを紹介しています。風景の絵が多い東山魁夷ですが、本の装丁や挿絵には可愛らしさが。また、何度も行き来したヨーロッパで集めたアンティークの小さな置物がとても可愛いのです!

「可愛いものが好きだったのかな?」そう思うと、東山魁夷の作品もちょっと見て見たくなりませんか。


札幌市民交流プラザ1階では、「さっぽろアートステージ」の「キッズアートフェス」も11月23日(水・祝)まで開催中。パンフレットには市内各所で開催しているイベント情報も掲載していますので是非ご覧ください。

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