札幌市中央図書館
札幌市中央区南22条西13丁目1番1号
TEL:011-512-7320
URL:http://www.city.sapporo.jp/toshokan/sisetu/chuo/chuo.html
普段は意識してないけど、わたしたちのまわりは様々なデザインであふれてますよね。
(朝起きてから夜寝るまでに「手に取ったもの」「視界に入ったもの」が、誰かの手によってデザインされたものと思うと、それだけでもものすごい数!) 中央図書館の今年のテーマは「デザイン」です。
様々な商品のデザインや、デザインの歴史、グラフィックなどなど、デザインについて真正面から学んで楽しめる本をたくさん集めました。
札幌市中央図書館の1階で「デザイン」をテーマにした本を集めた「アートブックフェア」を開催しています。
ふだん意識していなくても、わたしたちのまわりは様々なデザインであふれています。様々な商品のデザインや、デザインの歴史、グラフィックなどなど、デザインについて真正面から学んで楽しめる本がたくさん紹介されています。
その中から、司書のみなさんがさっぽろアートステージのアートブックフェアに推薦してくれた本はこちらの4冊です!おすすめコメントも、見やすくレイアウトされています。
★装飾デザインを読みとく30のストーリー
著者:鶴岡真弓
花、動物、植物など自然界にある美しいものを文様や装飾にしたデザインは、洋服や家の家具など、日常に幸福感を与えてくれます。この本では、そんな装飾デザインに秘められた意味や歴史などが美術文明史家の作者によって読み解かれています。
ファンも多い「ウィリアム・モリス」の文様の由来や生い立ちも紹介されています。ご自宅の壁紙、お気に入りの洋服の柄にも歴史があるかもしれませんね。
★ワールドブックデザイン
著者:グラフィック社/編
世界中から厳選した優れたブックデザインの100事例が紹介されています。書物の形態の歴史や世界的ブックデザイナーのインタビュー、こだわりぬいた装幀、製本、造本の数々は、「紙もの」や「手帳」が好きな方にもおすすめの一冊。デザインのアイデアやサンプル事例としても参考になります。
★町まちの文字 完全版
著者:蓜島 庸二
「文字が好き!」そんな著者の文字愛があふれる一冊。のれん、看板、籏、のぼり、お札、扁額、絵馬、石碑など昭和後期の写真がたくさん紹介されています。古くて、半分朽ちて読めなくなっていても、そこに刻まれた文字からは、かつての暮らしや信仰を感じます。そして顔のように見える不思議なフォントも。そしてちょっと懐かしさも。
意外と近所の神社や道端、古い商店の看板などにも見られるかもしれません。文字もアートなんですね。
★こども文様じてん
著者:下中 菜穂
日本で親しまれてきた森羅万象の美しい「文様」。本のタイトルに「こども」とついていますが大人も楽しめる、日本的文様の美しさが詰まった本です。
また、切り紙で遊べるもんきりがたの型紙がついているので、ハサミやのりを使ってお気に入りの文様を作ってノートに貼ったり工夫して遊ぶことができます。親子で遊びながらアートに触れられる一冊です。
このほかにも、「デザイン」をテーマにした本が紹介されています。
こちらの棚にも、ぐるりとデザインに関する本が陳列されています。ぜひ手に取ってご覧ください。
さっぽろアートステージの「アートブックフェア」開催期間中、同図書館では所蔵資料特別展「札幌市制の100年」も開催しています。札幌の昔の地図や懐かしい写真など、図書館が所蔵する貴重な資料を無料展示しています。中央図書館は、市電「中央図書館前」で下車してすぐ。ロビーにはカフェもあるので、お散歩スポットに加えてみませんか。素敵な一冊との出会いを楽しんでください♪