ART BOOK FAIR


03 札幌市中央図書館

札幌市中央区南22条西13丁目1番1号
TEL:011-512-7320
URL:
http://www.city.sapporo.jp/toshokan/sisetu/chuo/chuo.html

札幌市の図書館キャラクター ヨムくん

コロナ禍において、今までとは異なる環境での生活を余儀なくされる中、今回は【建築物】をテーマに写真集等の展示を行います。
いまだ、気軽に旅行へはいけませんが、本の中で諸外国や日本各地へ旅をし、各建物それぞれの素晴らしい意匠等を楽しんでみませんか?中央図書館の約85万冊の蔵書から、気になる1冊を手に取りご覧ください。


札幌市中央図書館の1階では、「建築物」をテーマにした「アートブックフェア」を開催しています。

世界各国の建築物を紹介する本が並ぶ中、司書の皆さんがおすすめとして選んでくださったのはこちらの4冊です。

「建築」という一見むずかしそうなテーマですが、どの本も素晴らしい写真がたくさんで、世界中を旅している気分になれます。

★ヨーロッパの大聖堂 美しい荘厳な美術
ロルフ・トーマン/編

ヨーロッパ11カ国、125都市、主要な151聖堂・教会が美しい写真で紹介されています。静寂や荘厳な雰囲気が伝わってきます。

★21世紀ガイド図鑑 世界の図書館
著者:ビャーネ ハマー

まるで美術館のよう!建造物としてもすぐれた図書館が世界各国にあります。壁全面に書籍が並ぶ様子は、本好きにはたまらない光景でしょう。日本国内の図書館も紹介されています。

★赤レンガ近代建築 歴史を彩ったレンガに出会う旅
著者:佐藤 啓子

北海道で赤レンガといえば?この本では、北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)、サッポロビール園、小樽市総合博物館など、北海道からは5カ所の赤レンガ建築物が紹介されています。身近な建物が紹介されていると嬉しくなりますよね!リンゴ倉庫として使われていた建物も紹介されていますので、「近所にあるあの建物?!」とピンときた方は、是非お手に取って見てください。実は全国にたくさんある赤レンガの建物。積み方にも種類があるそうです。何となく見ていた建物に、思わぬ歴史や技術が隠されているかもしれません!

★絵でわかる建物の歴史 古代エジプトから現代の超高層ビル、未来の火星基地まで
著者:エドゥアルド・アルタルリバ

ピラミッドや古代ギリシャ神殿、サグラダ・ファミリア、日本家屋など、世界中の建物がイラストで紹介されている児童向けのおすすめ本です。未来や火星の建築物はどうなっていくのか?親子で想像してみるのも楽しそうですね!

そのほかにも、たくさんの本が紹介されていますが、写真集のような本は手に取って見やすいと思います。「西新宿定点撮影 脈動する超高層都市、激変記録35年」は、1969年から2004年までの35年間、都市開発で変貌を遂げる西新宿高層ビル街を定点撮影した写真集です。パラパラとめくっていくと、どんどんと風景が変わっていく様はまさに「激変」。35年間、定点記録を続けた偉業であり、奇跡の記録といえるかもしれませんね。


コーナー手前のタワーにも、世界各国の建築関連の本が並んでいます。気軽にページをめくって旅気分を味わってみてください。

中央図書館は、今年で開館70周年を迎えるそうです!展示室では、11月24日(火)まで「札幌市の図書館70年のあゆみ」が紹介されています。

中央図書館の貴重なコレクションも展示されています。観覧無料です!


ロビーにはカフェもあり、窓からの風景を眺めながらほっと一息。

85万冊の蔵書がある中央図書館。11月26日(木)には、「葛飾北斎」「印象派の画家たち」「世界の名画10選」の3つをテーマに、美術館ボランティアが作品の見どころなどについて紹介するイベントも開催されます。図書館で「芸術の秋」をゆっくり楽しんでみてください。

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