ART STREET


チ・カ・ホ ART STREET SCHOOL ART LIVE 2020

チ・カ・ホの憩いの空間では、札幌市内の高校生によるSCHOOL ART LIVE 2020が開催されています。

SCHOOL ART LIVEでは、これまでチ・カ・ホを会場に週末の2日間で作品を完成させていましたが、今年は新型コロナの影響で学校で制作した作品を展示しています。

制作テーマは、『今、私たちが伝えたいこと』です。

今、高校生が伝えたいことを作品に込めて発表します。

 

市立札幌平岸高等学校 DA15 2年絵画専攻

作品タイトル from now on

 

2020年は年の始まりから色々なことがありましたが、テーマである「今、私たちが伝えたいこと」から私達は「今この世の中でも前を向こう」と語りかけるような作品を作ろうとアイデアを出しました。絵の中に出てくるもの一つ一つ意味が込められています。空を飛ぶハトは平和への祈り、だるまは転んでも起き上がるという意思、少女が持っている手帳とハトがくわえているカレンダーが表しているのは未来で、散りばめられた星と合わせて未来へ輝こうというメッセージを込めて描きました。

 

札幌大谷高等学校 美術科

作品タイトル LOVE!フリーダム

 

私たちは「LGBT~和の心~」をテーマに、高校1年生、2年生の10名で制作しました。日本には性別による制服の指定があり、自分の性別に合った制服を着ることができない生徒もたくさんいます。無意識の差別や偏見を無くし、全ての人が自由に自分を隠さずに生活できる世の中にしたいという想いを込めました。

 

北海道札幌あすかぜ高等学校 Art Unit-Asukaze

作品タイトル 進め

 

この作品は図形で画面を構成していて、それぞれ、◻は「困難」、△は「努力」、○は「希望」を象徴しています。私たちに立ちはだかる困難を努力で打ち破り、希望を目指して突き進むのを象徴的に表現しました。一人でも多くの人に共感してもらいたいということで、希望を意味する7カ国語を作品の中に入れています。

 

北星学園大学附属高等学校 美術部

作品タイトル ぶっ飛ばせ!!

 

コロナウイルス対策でマスク着用を強いられている今、重たくて不自由な閉塞感から開放されたい!という思いから、「マスクをちぎる」「ビーム」という動きを連想しました。そこからさらに世界の社会問題にも目を向けて、スケールの大きな作品になりました。

 

北海道札幌北陵高等学校 美術部

作品タイトル 麒麟がくるぞ!!

 

世界が未曾有の困難と立ち向かっている現在、見てくれた人たちに幸福が訪れるような作品を目指しました。そこで私たちが題材に選んだのが、古くから平和で穏やかな世の中に現れると言われ、幸福の象徴とされている麒麟です。

 

北海道札幌南高等学校 札南 Art✕Art✕Art

作品タイトル おかえり!

この絵は、今のつらい時期を乗り越えた先にある希望がテーマです。奥にいる女子高生は、やりたかったことを自粛によって諦めた私達を表しています。その捨てたものが、ゴミ箱から勢いよく飛び出してきている所で、この時期を乗り越えることで我慢していたことができるようになる未来が、もう少しでくるかもしれないことを表現しました。これから明るく楽しい未来がくることを願って描きました。

Category: ART STREET 

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