出張Think School作品紹介
チ・カ・ホ 北2条広場では、「出張シンクスクール」として、シンクスクール卒業生選抜展「苗穂4人展」が開催されています。
制作コースを卒業し、苗穂の共同スタジオ「naebono art studio」と「0地点」に入居して、制作を続ける新進作家4名の作品です。
石田大祐/ISHIDA Daisuke
シンクスクール企画4期、制作4期卒業。スクールで知り合った友人と95年の古民家を借り、スタジオ0地点を立ち上げ、只今絶賛改装中。
子どもの頃から慣れ親しんだゲーム、マンガ、アニメのキャラクターをモチーフに、社会の構造や仕組みを見つめる作品を制作している。
作品名「シアワセヲイル」
小里純子/KOZATO Junko
私は制作する時、先にコンセプトやタイトルはありません。この国の偽政者の言葉にうんざりしたり、なんだかなーという「世間」の有りようが私の制作の原動力です。自分の手に任せ、思い通りにならない粘土に力がこもり、世間への違和感や、こうありたいという思いが、造形として惹かれる「顔」になっていきます。彼等は沢山の顔を持ち、色彩豊かな表情・眼差しには、怒りの感情から愛とユーモアにも溢れ、世間の空気を読むことなくケセラセラと語りかけてきます。
作品名「右向け左・前へならえない・全体で止まれない・進めない」
田口 虹太/Taguchi Kota
1999年、北海道札幌市生まれ、札幌市在住。Think School制作コース 3・4期卒業。2021年0地点スタジオ創設。
幼少の頃からファッションに関心を寄せ、衣服を通して社会との繋がりを模索し自身の気持ちの可視化を試みる。3DCGアニメーションと実写を組み合わせた映像を中心に制作を行う。
「作品名「Sensational No Stories」
鷲尾幸輝/Washio Koki
1997年北海道出身。身体を介した非言語的なコミュニケーションをテーマに映像やパフォーマンス作品を制作。
近年は、物質を覆う皮膚的なものに視点を当て、身体が触れる境界に関する作品を制作。2021年に共同アートスタジオ「0地点」設立。
作品名「skin hunger – plant?」