01 MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店
札幌市中央区南1条西1-8-2 高桑ビルB2~4F
TEL:011-223-1911
URL:http://honto.jp/store/detail_1570046_14HB320.html
楽しみにしていたフェス、展覧会やイベントが軒並み中止や延期となり、お家で過ごす時間が増えた方が多いのではないでしょうか。そんな時こそ本と一緒に想像力を広げる旅に出発! 視野が広がりいつもの風景も違って見えるかもしれません。今回は「北海道のアート」をテーマに、より私たちの身近にあるアートに関する書籍をご紹介させていただきます。 あなたも思いがけない所でアートと出会えるかも!?
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、展覧会やイベントなどの中止や延期が相次ぎました。
MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店の書店員さんが、お家で過ごす時間が増えた時こそ本と一緒に想像力を広げる旅に出発!と「北海道のアート」をテーマにおすすめの本と選んでくださいました!
どの本も、一度は見たことがあったり、身近にあるものが題材です!
★栗谷川健一 -北海道をデザインした男-
著者:鎌田享
栗谷川健一さんは1911年岩見沢に生まれ、グラフィックデザイナーとして、北海道の農業や自然を題材にした作品が高く評価され、「北海道デザイン界の父」と称されました。特に、北海道の観光ポスターは、日本全国に北海道のイメージを強く掻き立てる素晴らしい作品ばかりです。さっぽろ雪まつり、1972年の札幌オリンピック招致ポスターなど、手掛けた作品は数知れず。札幌の地下鉄東西線のホームの壁のイラストや、札幌駅にある壁画など意外と身近なところにも作品があります。
本の中では手掛けた作品やインタビューなどが紹介されています。生涯のほとんどを北海道で過ごしたからこそ描けたリアルな北海道。北海道に住む人なら親近感がわくに違いありません。北海道立近代美術館ではコレクションされている原画が時おり展示される機会がありますので、是非ご覧になってみてください。
★北海道 木彫り熊の考察 著者:山里稔
木彫りの熊が家にあった!という方も多いのではないでしょうか。近年、人気が再熱していますよね!個性豊かな表情やポーズの熊たちがたくさん紹介されています。家にあった木彫りの熊に似た作品を探してみるのも楽しいと思います。
★札幌の映画館<蠍座>全仕事
著者:田中次郎
2014年に惜しまれつつ閉館した、札幌駅の北口にあったミニシアター「蠍座(さそりざ)」。 映画のセレクトはもちろん、座り心地の良い椅子などオーナーであり、この本の著者の田中さんのこだわりがつまった映画館でした。1996年の開館から閉館までの18年6カ月の間、上映スケジュール、映画子コラムなどを毎月1回発行していたのが「蠍座通信」。このリーフレットを楽しみにしていたファンの方も多いのではないでしょうか。この本では、蠍座通信が完全収録され、映画の歴史をたどるのにも貴重な資料だと思います。
この「蠍座通信」持っている!懐かしい!など思い出がよみがえるかもしれませんよ。
★アイヌ民族もんよう 切り絵のせかいへ
著者:エテケ カンパの会 (著), 小川 早苗 (監修)
アイヌ民族の服や小刀などに施された美しいアイヌ文様。折り紙を使ってアイヌ文様を切り絵で表現することができる一冊です。お子さんと一緒に楽しみながらアイヌ民族の文化を学んでみませんか。出来上がった作品はしおりや封筒などにアレンジするのもおすすめです。芸術の秋、是非チャレンジしてみてください!
これらの本は地下2階のエスカレーター横の「アートブックフェア」コーナーで紹介されています。
地下2階から4階まであるMARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店。地下鉄大通駅から地下通路で直通です。
「さっぽろアートステージ」のパンフレットも置いてありますので是非お持ちください。