ART STREET


University Student ART Competition 「sitatte sapporo会場」作品紹介

University Student ART Competitionでは、サテライト会場として、sitatte sapporoのステップガーデンにも作品を展示しています。

 

札幌大谷大学
平井柊哉
作品タイトル「grid:SAPPORO」
素材/キャンバス、アクリル絵の具、水性マーカー
札幌の碁盤の目は、透視図法を始めとした作品制作の根拠となってくれた。風景は天候や時の変化といった外的な要因だけではなく、見た人によってその姿を変える。それは個人の感情や知識、経験などの内的な要因からなる、感覚の差によるものだ。写真作品が撮影者の視点や視野をあらわすように、風景画は私の感じた感覚を色や線を通して自由にあらわす。また風景はその土地の地理的特性、歴史、政治、そして経済的事情などの影響を受けながら、権力者や市民の趣向や想いを反映する。風景を見直すことで自分と街との距離感や、普段認識することができない自分自身とその母体のルーツを客観的にみることができるかもしれない。

 

星槎道都大学
金川太一
作品タイトル「金色ノ獣」
素材/発泡スチロール、粘土、ラッカー塗料
極限まで抽象化した鹿を表現しています。
昔から動物や昆虫が好きで、特に田舎の象徴のような鹿は心に平和をもたらせてくれるような気がします。都会嫌いの自分にとってお守りのような存在の作品で、田舎の鹿を見ると仏のようなオーラを感じます。忙しい日々を送っている札幌と真逆のような作品です。

 

北海道教育大学
鈴木隆司
作品タイトル「Luminous earth sphere」
素材/ミクストメディア、モニター、メディアプレーヤー
子どもの頃地球儀を回して遊び、理科の教科書で地球の中身を見ました。
僕の地球について考えました。地球は46億年前から回転し、発光しています。

 

東海大学
「ゾウのウソ」星野聖、加藤櫻、萩原誓哉のユニット
作品タイトル「表裏一体」
素材/スタイロフォーム、木材、粘土、ボンド、ペンキ、アクリル絵の具など
アートステージ別会場の市民交流プラザ1階モールに同時展示している大型作品と関連づけ、想像の中の自分を立体作品として表現した。【表裏一体】それは二つのものの関係が、表と裏のように相反するが密接で切り離せないこと。私たちが感じる表の自分と裏の自分は、異なるものだが切り離すことができないだろう。頭(外から見た自分)が半分に割れていて、中にいる想像の自分を覗いて観察して欲しい。

 

札幌市立大学
「アトリエイト」宮澤なな、杉村梨々花、佐藤芹菜、古城花奈、田作利菜、小池花音、曽我采加、辻山姫子
8名のユニット
作品タイトル 「覗鏡」
素材/スチレンボード、ボール紙、プラ板、布、木材、 写真、ペイント塗料、LEDライト
応援という光の部分に混ざる影を万華鏡のようなオブジェで表現し、中を覗き込むことで 人々の感情が混ざり合い交差する状況を感じ取ることができる作品としています。

 

北翔大学
塚本洵子
作品タイトル「換える」
素材/F6号キャンバス、粘土
日常を忘れるため現実逃避の手段としてドローイングを制作しています。モチーフを決め、丸や楕円を組み合わせながら描くことが自分の気持ちを落ち着かせること繋がっています。また、彫刻を学び、立体だからできる表現にも興味をもつようになり、今回の作品で、ドローイングとそれを元にした立体作品を制作しました。ドローイングの特性が立体になることでどのように変化するか、自分自身の新たな展開になるよう制作しました。

Category: ART STREET 

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