審査員紹介
大賞
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- 浅井 学
- 畜産農場作業員
- <プロフィール>
札幌市琴似二十四軒出身、白老郡白老町在住の観劇バカ。樽前山麓にある養豚場に勤務。演劇を《観るクスリ》と自身の裡に位置づけ、少ない休日を観劇に充て、良い舞台に疲れを癒され、明日の活力をいただいている。
- <コメント>
思いがけず、四年目の大賞審査員を勤めさせていただくこととなりました。
作品に対して優劣ではなく《どれほど、より素晴らしかったか》を讃える、いつもの気持ちで、今年も劇場へ臨みます。参加される演劇人の皆様も、あなただけが持つ特色を生かした、あなただけの、あなたらしい作品を期待しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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- 江刺家 貴子
- 栄養士
- <プロフィール>
図書館司書の経験を持つ、栄養士。
全道各地で食育に携わり、今年で勤続年数29年目を迎える。
現在、平取町在住で、アイヌ民族の歴史や食文化を勉強中。
町内にある義経神社の桜と「びらとり産青い卵」は私の一押し!
- <コメント>
TGRから「イランカラプテ!(アイヌ語で、こんにちは)」
振り返ると、二十数年前「一枚のチケット」がポストに届いた。その一枚の出会いが、私の観劇三昧の始まりである。
自分のインスピレーションに素直に、観たいものを聴きたいものを、ジャンルを問わず楽しんできた。「今日、お茶しない?」、私なら「今日、演鑑しない?」である。
夢中にさせる出会いが、わくわくドキドキする「一枚の贈り物」が、たくさんのあなたに届きますように。
「演劇の扉は、いつもあなたのそばに在り、あなたとの出会いを待っています」
そして、札幌の誇れる芸術の祭典として、創る側(演劇関係の方々)と観る側(観客)が表裏一体となって、これからもTGRを応援していきましょう!
札幌劇場祭TGR2022の開幕に「イヤイライケレ!(アイヌ語で、ありがとう感謝)」
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- 桑田 信治
- Web広告
ディレクター/ライター
- <プロフィール>
紙媒体の企画編集者としてライター、イラストレーター、デザイナー業に携わり、その後Web広告のディレクション、コピーライティング、撮影等に従事。多趣味の合間を縫っての小劇場通いと新作映画の鑑賞が楽しみ。
- <コメント>
コロナ禍を経て、多くの方々の尽力で少しずつ活況を取り戻しつつある「生の舞台」。舞台作品を拝見することは、とても個人的な「体験」だと思っています。出会いと言ってもいいです。今年もまたよい出会いがあればと楽しみにしています。
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- 飯塚 優子
- レッドベリースタジオ代表
- <プロフィール>
フリーライターを経て4丁目プラザ企画宣伝部勤務。駅裏8号倉庫運営委員、シアターパークプロジェクト事務局、北海道演劇財団設立事務担当等を経てレッドベリースタジオ開設。元札幌演劇シーズン事務局長(2012~2019)
- <コメント>
とても久しぶりにTGR審査に関わらせていただきます。
エントリーの半分近くが初めて観る劇団で、隔世の感があります。
ここからどんな視点、どんな表現が生まれるのか、楽しみです。
コロナ禍は私たちみんなの心身に計り知れない影響を与えています。
なかでも、場を共有することが何より大切な演劇は創る側も、観る側も、大きなダメージを受けました。
いま札幌で、演劇にどんな可能性があるのか、10年先、20年先をイメージしながら拝見させていただきます。
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- 平田 修二
- 札幌劇場連絡会顧問
- <プロフィール>
(一財)田中記念劇場財団専務理事
札幌劇場連絡会元会長・現顧問
(公財)北海道演劇財団元常務理事・現顧問
演劇鑑賞会北座元事務局長・理事長
- <コメント>
演劇は、劇場に多くの方と一緒に身を置いて、一つの空気を吸い、舞台を通して世界や人生について考えるところです。現在新型コロナ感染禍のなか、その機会が少なくなり、本当に寂しいですが、今年は少し公演数が増えていますね。TGR札幌劇場祭を皆さまと楽しみたいと思います。
神谷新人奨励賞(新人賞)
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- 平田 修二
- 札幌劇場連絡会顧問
- <プロフィール>
(一財)田中記念劇場財団専務理事
札幌劇場連絡会元会長・現顧問
(公財)北海道演劇財団元常務理事・現顧問
演劇鑑賞会北座元事務局長・理事長
- <コメント>
演劇は、劇場に多くの方と一緒に身を置いて、一つの空気を吸い、舞台を通して世界や人生について考えるところです。現在新型コロナ感染禍のなか、その機会が少なくなり、本当に寂しいですが、今年は少し公演数が増えていますね。TGR札幌劇場祭を皆さまと楽しみたいと思います。
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- 太田 真介
- 札幌劇場連絡会
- <プロフィール>
NPO法人コンカリーニョ職員。札幌演劇シーズン、札幌劇場祭(TGR)の事務局として制作を担当するなど事業のコーディネート・マネージメントを担当している。
あけぼのアート&コミュニティセンター事務局長。
- <コメント>
今年から、新人賞は「神谷新人奨励賞」と名前が変わります。
元々の「神谷演劇賞」は、サンピアザ劇場で1月~12月に上演された作品の中から優秀な作品を表彰するために2011年に設立されました。
設立者である神谷忠孝さんの地元である厚別地区から、演劇文化の発信の活性化を目的として、神谷さんの想いから実現した賞でした。
サンピアザ劇場の休館に伴い、札幌劇場連絡会がこの賞を引き継ぐにあたり、ふさわしい形を模索しました。
そして、この長いコロナ禍を越えて、今やっと活動を再開する若手劇団があるのならば、彼ら彼女らを応援すべきだ、と思い至りました。
これからの札幌演劇界を支える若手劇団のみなさんが大きく羽ばたく、この「神谷新人奨励賞」が、その一助となることを願っています。
「コヤの人」である劇場連絡会メンバーとして、「また来年もこの団体の作品が観たい!」そんな未来を感じさせる、今の最大限の作品と出会えることを楽しみにしています。