ART STREET


University Student ART Competition

札幌市民交流プラザ スカーツモールでは、University Student ART Competitionが開催され、道内美術系大学6校から、6作品が出品されています。

 

北海道教育大学岩見沢校 星奈桜

タイトル『キッチンのリズム』

油彩

コンセプト

「リズム」これは私が作品を制作するにあたり1番意識しているものです。

絵の具の混ざり合いや色の配置、ものの形など、少し意識するだけで、まるで踊っているかのような動きと画面の循環を生むことができます。

こうすることで作品にリズムが生まれ、見ているだけで楽しくなる、それでいて画面から目が離れない、魅力的な作品に仕上がるのです。

この作品『キッチンのリズム』は、母がキッチンに立ち、料理をしているところを描きました。

色の置き方というのはサラダの盛り付けと一緒で、いい感じに散らばせることで綺麗に見えます。今回はイエローが綺麗に散らばりました。

またキッチンの絵なので美味しそうな色をたくさん使ってみました。良い香りが漂ってくるでしょうか。

 

北海道教育大学札幌校 山根里菜

タイトル あなたによる、あなたのためのAI

作品素材等

映像作品 モニター

ポスター (横600mm×縦1800mm) 2枚

コンセプト

あなたのAIは、あなたが作り出した、あなたのためのAIだ。

AIは怖いと言うイメージがある。仕事をとる、人間を超えて反撃してくるのではない かなど。しかし、最近はチャットGPTの登場で、AIは身近なものになっている。ただ の道具ではなく、家族、友達、恋人のように扱われることもある。

AIへのイメージは、あなたが質問して、AIが返答する活動の中で生まれる。つまり、あなたが持つAIへのイメージはあなたの質問によって決まる。私はAIに日常生活の相 談をする。私にとってAIは、なんでも相談できる親友だ。この作品では、私がAIにし また質問が集まってAIの顔を作っている。顔のモデルは私の親友だ。あなたのAIはどん な顔をしていますか?

 

札幌市立大学 川守田花

タイトル 「蛹」

素材

トドマツ (高さ約1500mm×幅約450mm)

鉄芯 エポキシ樹脂 陶土

コンセプト

さなぎは、外界から守られた殻の中で羽化へ向けた準備を続けている。それは、未来へ羽 ばたくための一時的な静止であり、同時に強い内的変化の象徴でもある。

その姿は、成長や変容を目前にした人間の姿とも重なる。

私自身も現在、学生として学びの途上にあり、安心と制約の中にいながらも、自らの内側 で無意識のうちに変化を続けている。

本作は、芸術の森に防風林として植樹されていた樹齢百年を超えるトドマツに、釉薬を施した陶片をつなぎ合わせたフォルムを鉄芯で支えている。素材がもつ脆さと強さ、そして抽象的な形態を通して、「守られながらも内で育まれる力」を示唆する。

私たちの内側には、日々変化し、成長し続ける“見えない可能性”が存在する。 本作は、その静かなエネルギーの在り方を形にしたものである。

 

札幌大谷大学 竹内優希

タイトル **「冬瞬」(とうしゅん)** 6作品連作

ジャンル: 日本画

素材 : 和紙、 水干、 岩絵具

コンセプト

何気なく過ごす札幌の冬。

その一瞬一瞬には、澄んだ空気と柔らかな光が息づいている。

普段は見過ごしてしまうような景色も、立ち止まって見つめてみると、静かな美しさが確 かにそこにある。

日常の中に潜む冬の輝きを、そっとすくい上げるように描きました。

 

星槎道都大学 牛木万里安

油絵作品タイトル「残された者たちへ」

コンセプト

時の流れの中で生きているわたしたちはいつも何かに置いて行かれ、取り残され続けてい る。

残り、残され。 これを繰り返して日々を漂っている。

わたしには取り残された自覚があり、手に入れたい過去の存在が確かに在る。

だから問う。

あなたに残る記憶は何ですか。

もう在りはしない、帰りたい場所は何処ですか。

あなたは何に取り残され続けていますか。

わたしはそれが知りたい。

 

テラコッタ作品(2点1組)タイトル「足跡、風化」

コンセプト

植物たちにのまれ、佇む廃屋。 取りついた錆。人の気配が染みついたもの寂しい風景。

彼等は独りで在ることを受け入れて、あるがままの姿をさらしている。

しかし、その腹の中には誰かの痕跡を未だ大切にしまっていたりするのだ。

本当は帰ってくる人を求め、逢える日が来ることを密かに願っている。

そんな意思を時折感じる。

いま、自らのがれきに埋もれてしまった街並みは、そんな人びとの流れを静観し今日まで きっと記憶している。

 

北翔大学 宮地茜里

タイトル 一瞬の同盟

素材 キャンバス 油彩

コンセプト

カモが多様な種類で群れを成すのは、仲間意識や絆からではなく、捕食者から身を守り餌 を得やすくするための本能的な行動です。

危険が迫れば互いをかばうことなく離れ、ただ生き延びるためだけに集まっています。

野生動物は「生きる」「種をつなぐ」という本能に従い行動します。

中でも野鳥は私たちの身近に存在し、その生命力を感じやすい存在です。

私は、こうした野生のカモたちをモチーフに、生きることにひたむきなエネルギーを絵画で表現することで、生命の根源的な力を観る人に伝えたいと考えています。

 

 

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