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キッズアートフェス 作家紹介
札幌市民交流プラザ スカーツモールで開催しているキッズアートフェスでは、3名のアーティストの作品展示と、アーティストのワークショップによって制作された作品等が展示れています。
熊谷文秀(造形作家)
タイトル アニメーションの原点を体験しよう!
キネティックアート(動くアート)の分野で活躍する熊谷文秀さんを講師に迎えアニメーショ ンの原点を探るワークショップを行います。普段見かけるアニメなどの動画はたくさんの静 止画が次々と登場することで、あたかも動いているように見えています。教科書の隅にパラパラ漫画を描いた経験のある人も多いのではないでしょうか。このワークショップでは、子どもたちが円盤の上に1枚の絵を作画し、それを回転させることで生き生きと動き始める様を経験します。子どもたちの自由な発想によるアニメ動画の原点をお楽しみください。展覧会では11月18日、19日に実施するワークショップで制作された子どもたちの作品のほか、熊谷文秀さんの作品も展示されます。
●熊谷文秀ワークショップ実施日 11/18(土).19(日)※参加者募集は終了しています。熊谷文秀プロフィール
1964年青森生まれ、札幌市在住。PC制御されたキネティックアート(動く彫刻)を中心に制作。2023年札幌美術展「昨日の名残、明日の気配」-札幌芸術の森/2022年個展「THE VOICES OF MACHINES-機械たちの声」-網走市立美術館/2020年KAJIMA彫刻コンクール-金賞/2020年ものづくり文化展-最優秀賞/2018年SAPPORO JR TOWER ARTBOX-グランプリ。展示の様子
宮永寮(ビデオ・アーティスト)
タイトル 君の写真にアートで動きを吹き込もう!
国内外で活躍するビデオアーティスト宮永亮さんを講師に迎え、映像制作のワークショップを行います。このワークショップでは、子どもたちが予め撮影した普段見慣れた自分の家や身近な場所などの写真に、講師の宮永亮さんと一緒に考えながら動画を重ねていき、子どもたちそれぞれがユニークな短い映像作品を完成させます。子どもたちは見慣れた風景が、不思議な、どこか別の場所に生まれ変わった体験をすることでしょう。展覧会では11月11日、12日に実施するワークショップで制作された子どもたちの作品のほか、宮永亮さんの作品も展示されます。
●宮永寮ワークショップ実施日 11/11(土).12日(日)※参加者募集は終了しています。宮永亮プロフィール
1985年北海道生まれ、京都市在住。京都精華大学芸術学部准教授。実写映像をレイヤーとして重ねる手法を用いて作品制作を行う。主に現代美術の領域でビデオ作品、ビデオ・インスタレーション制作を行うほか、 近年は舞台美術への映像参加など、活動の幅を広げている。主な個展に2020年『KAA10』KAAT神奈川芸術劇場(横浜)、2016年『REALTIME』ビクトリア国立美術館(メルボルン、オーストラリア)、舞台映像参加として2023年『サンソンールイ16世の首を刎ねた男ー』など。展示の様子
樫見菜々子(美術家)
タイトル 小さな「冬囲い」をつくろう!
ユニークで可愛い造形表現をすることで知られている樫見菜々子さんを講師に迎え、造形制作のワークショップを行います。このワークショップでは、11月という本格的な冬の一歩手前 の季節に合わせ、積雪や寒さから樹木を守るため、雪が降る前に庭の樹木や街なかの街路樹 に施す「冬囲い」を布やリボンなどを用いて制作します。子どもたちの自由な発想でオリジナルの「冬囲い」が制作されることでしょう。展覧会では11月18日、19日に実施するワークショップで制作された子どもたちの作品のほか、樫見菜々子さんの作品も展示されます。
●樫見菜々子ワークショップ実施日 11/18(土).19(日)※参加者募集は終了しています。樫見菜々子プロフィール
1980年生まれ、札幌市在住。自身と事物・現象との距離を測りながら、そこに現れる境界や潜む気配、痕跡について考察し、刺繍による平面作品やインスタレーションを制作している。主な展覧会に、2022年「ゆめでは近い旅路」東川町複合交流施設せんとぴゅあギャラリー2、2020年「一雪と光のプロジェクト-さっぽろユキテラス2020」札幌市北3条広場”アカプラ”、2019年「night bird」Gallery Camellia 東京、2015年「知覚されるアート」モエレ沼公園ガラスのピラミッド2F、2014年「セブン・ストーリーズ」本郷新記念札幌彫刻美術館など。展示の様子
Category:キッズアートフェス