審査員紹介
大賞
-
- 江刺家 貴子
- 演劇LOVEな栄養士
- <プロフィール>
図書館司書の経験を持つ、栄養士。
全道各地で食育に携わり、今年で勤続年数31年目を迎える。
現在、平取町在住で、アイヌ民族の歴史や食文化を勉強中。
町内にある義経神社の桜と「びらとり産青い卵」は私の一押し!
- <コメント>
TGRから「イランカラプテ!(アイヌ語で、こんにちは)」
振り返ると、二十数年前「一枚のチケット」がポストに届いた。その一枚の出会いが、私の観劇三昧の始まりである。 自分のインスピレーションに素直に、観たいものを聴きたいものを、ジャンルを問わず楽しんできた。「今日、お茶しない?」、私なら「今日、演鑑しない?」である。
夢中にさせる出会いが、わくわくドキドキする「一枚の贈り物」が、たくさんのあなたに届きますように。
「演劇の扉は、いつもあなたのそばに在り、あなたとの出会いを待っています」
そして、札幌の誇れる舞台芸術の祭典として、創る側(演劇関係の方々)と観る側(観客)が表裏一体となって、これからもTGRを応援していきましょう!
札幌劇場祭TGR2024の開幕に「イヤイライケレ!(アイヌ語で、ありがとう感謝)」
-
- 田村 正和
- ジンベドラマー
- <プロフィール>
1995年から役者等を経験。2000年からアフリカの太鼓・ジンベを、2003年からダンスを学び、2012年から旭川でジンベクラスを主宰。2010年から書作開始、北海道書道展10回入選。本業は地域経済の調査研究等。
- <コメント>
昨年度に引き続き、貴重なご縁をいただきました。
舞台には劇場、劇団、ご覧いただける皆さんが欠かせません。空間と人々の集いが舞台、芝居を創造します。板や袖の使い方、照明と音響の効果、演出と演技と舞台進行、ご来場前に触れるであろうフライヤーやインフォ、そしてご来場の皆さんの感性が、舞台と客席とのフィジカルだけではないそれぞれの心地よい距離感をもたらすように思います。 劇場に集い、演劇の醍醐味を味わえるときが来ました。本当に本当に、楽しみな時間です。
経歴から、照明や音響や舞台装置の配置、客席の使い方やスタッフの動きをそっと見てしまいがちですが、なによりも芝居を愉しみたいと思います。
-
- 中山 詩織
- 物語好きの自由人
- <プロフィール>
札幌で大学を卒業してから東京に飛び出し演劇にハマって小劇場から大劇場まで演劇を20年見歩いた後、札幌に帰ってきた自由人。
- <コメント>
昨年よりご縁をいただき、こうして演劇に触れる機会をいただけてとても嬉しく思います。一つの作品の中でも物語、お芝居、衣装、道具、照明、演出など様々な思いやこだわりや愛が詰まっていてあらゆる角度から楽しませてくれる、そんな演劇の面白さがたくさんの人に伝わることを願いつつ、今年も純粋に私自身楽しみたいと思います。
-
- 石川 伸一
- まちづくりと盆栽と水石愛好家
- <プロフィール>
1999年より文化芸術に関するメディア活動を開始、近年はまちづくり活動へ。「盆栽」でのまちづくりを実行中。演劇でのまちづくりも夢想中。経歴詳細はhttps://knoow.jp/@/sishikawa
- <コメント>
演劇の魅力を伝え、演劇を通して皆さんが日常生活をより楽しく過してほしい。これが私の一番の願いです。演劇は、劇団もお客様も二度と訪れない同じ時間を共有する、という点が非常に魅力的。演劇が開かれると、まちの一角に人が集まり、その場に活気が生まれます。そして、みんなで一つの物語を楽しむ一体感が生まれる。楽しみは舞台だけではありません。グッズを買ったり、会場周辺での買物や飲食も、演劇鑑賞の一部として楽しんで欲しい。演劇には、人々の心やまちの風景を変える力がある。私は演劇が生活を豊かにするヒントをたくさん持っていると信じています。審査を通じて、演劇の魅力を広め、札幌を演劇の「まち」にしていきたいです。
-
- 伊藤 真哉
- 一般社団法人fanfare 代表理事
- <プロフィール>
時々落語家で元僧侶。
自身でも落語を通じて表現をしたり、「吾輩は画家である」というこどもたちを対象とした作者非公表の絵画展を主催。
本業は、研修やコンサルで多様な人材が活躍し定着するチームづくりを行う。
- <コメント>
今年度から参加させていただきます。
これまではあまり演劇とは縁がなかったのですが、自身も落語という表現をすることに携わっていることもありまして、このような機会をいただけましたこと、大変嬉しく思っています。
たくさんの方の表現に触れることで刺激をいただきたいという想いと、純粋に演劇を楽しみながら、演劇鑑賞素人のイチ一般者という目線で、先入観なく審査に関わらせていただけたらと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします!
-
- 松田 陽代
- コールセンター勤務
- <プロフィール>
元バスガイド。現在はコールセンター勤務。
ホスピタリティを大切にコミュニケーションスキルの向上させるサポートをしている。
趣味は連ドラ・映画鑑賞、温泉巡り。好きな俳優は二宮和也。
- <コメント>
審査員として参加する機会をいただいたことに感謝いたします。私は演劇に詳しくはありませんが、その分、一般の観客として、物語がどれだけ心に響いたか、俳優の演技にどれだけ引き込まれたのかを重視して評価したいと考えています。また、舞台ならではの生の迫力や会場との一体感が感動をどれだけ深めるかにも注目しています。これからたくさんの作品を観るのが本当に楽しみです。
-
- 冨樫 ちはる
- 発達凸凹応援団ワン・シード主宰
- <プロフィール>
20年来の宝塚オタクなアラ還暦女子。
発達障害について勉強する必要に迫られるうちに楽しくなって、自閉症スペクトラム支援士となり、発達障害児の子育て相談やペアレントトレーニングなどをしています。
- <コメント>
小劇場がたくさんあり一年中たくさんのお芝居を上演している、この札幌に住んでいることを幸せに思います。2013年の第3回演劇シーズンの頃から札幌の小劇場演劇にもハマり、いつも目標は最前列センター!そんな私が審査員という立場に立たせていただきましたが、気持ちは札幌演劇の応援団であり、数多くの演劇を観て「こんなのあるよ!面白いよ!」と周囲を巻き込む広報部長のつもりで臨みたいと思います。この10年ほどの観劇経験により、よく知っている劇団があったり好きな役者さんもいるのですが、できるだけフラットにまっさらな気持ちで作品を見ていくつもりです。
神谷新人奨励賞(新人賞)
-
- 桑田 信治
- web広告ディレクター/ライター
- <プロフィール>
紙媒体の企画編集者としてライター、イラストレーター、デザイナー業に携わり、その後Web広告のディレクション、コピーライティング、撮影等に従事。多趣味の合間を縫っての小劇場通いと新作映画の鑑賞が楽しみ。
- <コメント>
久々に新人賞の審査をさせていただくことになりました。どんな物語に、どんな演者さんに会えるのか楽しみです。
もちろん他にもいろいろな作品を拝見したいと考えていますので、今年もたくさんの「出会い」があることを期待しています。
-
- 中出 昭彦
- 札幌市教育文化会館 館長
- <プロフィール>
1962年9月後志管内岩内町で出生。大学卒業後、1986年7月に札幌市役所に採用となり、人事異動の度に異なる分野の職場を経験したにも関わらず、なぜか文化芸術はすり抜けたまま、2023年3月定年退。2023年4月から現職。
- <コメント>
教文館長に着任以来、様々な公演の鑑賞機会をいただいており、仕事上ではありますが、文化芸術との距離が少し縮んだように思っています。
演劇が盛んな札幌の代表的な事業に関われることを光栄に感じております。演劇の鑑賞経験の浅い市民の立場から、少しでも審査にご協力できればと考えております。
-
- 太田 真介
- 札幌劇場連絡会 事務局長
- <プロフィール>
NPO法人コンカリーニョ統括マネージャー。札幌演劇シーズン、札幌劇場祭(TGR)の事務局など事業のコーディネート等を担当している。稽古場施設である、あけぼのアート&コミュニティセンター事務局長を兼任。
- <コメント>
毎年、新人賞(神谷新人奨励賞)の審査をさせてもらっていると、やはり熱意と演劇に向かう姿勢の初々しさを強く感じます。荒削りでも、自分たちが表現したい!作りたい!という作品に出会えることを期待しています!
「コヤの人」である劇場連絡会メンバーとして、「また来年もこの団体の作品が観たい!」そんな未来を感じさせる、今の最大限の作品と出会えることを楽しみにしています。