キッズアートフェス


  • ワークショップ
    11/9(土)・10(日)・16(土)・17(日)・23(土・祝)
  • 展示期間
    11/9(土)〜24(日)
  • 展示会場
    札幌市民交流プラザ
    SCARTSコート

キッズアートフェス

今年で開催20周年を迎えるさっぽろアートステージ。キッズアートフェスでは、SCARTSコートを会場に3人のアーティストが子どもたちを対象としたワークショップを行い、完成した作品を展示します。3人のアーティストが子どもたちと一緒に創造する個性豊かな作品をお楽しみください。


【展示1】
自然に風景が生まれる
アーティスト:進藤 冬華

湖の底に見立ててしつらえられた会場を、広場や公園のように開放します。用意されたいろいろな道具や素材を使って、子どもたちのアイディア次第で、小屋をつくったり、絵を描いたり、独自のゲームや遊びが可能な子どもだけの場所です。

進藤 冬華 プロフィール
現象や物事の変化を起こすこと、そして観察することに興味があります。物事が勝手に展開し、そんな中で不意に現れる出来事・エネルギーを目撃したとき、心が揺さぶられます。私はそうした瞬間に出会うために場や機会、仕掛けを準備します。
2022年「ねえ、ほんとうのようじなに?」(おとどけアート/札幌市立伏古小学校)、2021年30,000mのゲロ、360mの唾」(BENIZAKURA PARK ART ANNUAL 2021/紅櫻公園、札幌)、2020年「街が見る街を見る」たよりをつむぐ/茨城県常陸太田市)

進藤冬華ブログ
https://www.shindofuyuka.com/blog

【展示2】
1枚の紙から世界に1冊だけの本を作ろう!
アーティスト:菊地 和広

折り紙の要領で1枚の紙から小さな8ページの本をつくるワークショップを行います。テーマを決め、自由な発想で制作した絵・文字・模様等の素材をスキャニングし、デジタルデータ化。パソコンから本の原型をカラーコピーで出力し、手折りの製本で完成します。

菊地 和広 プロフィール
1974年生まれ、グラフィックデザイナー。札幌在住。2010年よりバックヤードの屋号でフリーのグラフィックデザイナーとして活動。広告、パッケージ、ロゴデザインetcの制作のほか、近年は札幌市内でZINEやリトルプレスの販売イベント「NEVER MIND THE BOOKS」の主宰や、自身のグラフィック作品にる個展の開催など、その活動は多岐にわたる。JAGDA正会員。

【展示3】
お気に入りのものをペーパークラフトにしよう!
マイ・ペーパークラフト2日連続ワークショップ
アーティスト:大橋 鉄郎

みんなのお気に入りのものでペーパークラフトを作るワークショップです。1日目はみなさんが持ってきたモチーフをスマートフォンをつかって3Dスキャンし、2日目にペーパークラフトの組み立てを行います。デジタルツールがどんどん便利になっていますが、人にとって現実での体験の重要性は変わりません。ものの思い出を残す方法も、写真だけでなく手を使って残す事もできるでしょう。ぜひデジタルとアナログの横断を体験してください!

大橋 鉄郎 プロフィール
1994年北海道札幌市生まれ。インターネット上の画像を原寸大のペーパークラフトとして再現する立体作品や、Vサインをしている女性を描くイラストレーションなどを制作している。現代の軽薄さを視覚的なイリュージョンとシニカルな態度という二面性によって表現している。主な展覧会に、2024年「VOCA展2024」上野の森美術館(東京)、2023年「Sapporo Parallel Museum」テラス計画(札幌)、「(((((,」駒込倉庫(東京)など。