審査員紹介
大賞
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- 江刺家 貴子
- 演劇LOVE栄養士
- <プロフィール>
図書館司書の経験を持つ、栄養士。
全道各地で食育に携わり、今年で勤続年数30年目を迎える。
現在、平取町在住で、アイヌ民族の歴史や食文化を勉強中。
町内にある義経神社の桜と「びらとり産青い卵」は私の一押し!
- <コメント>
TGRから「イランカラプテ!(アイヌ語で、こんにちは)」
振り返ると、二十数年前「一枚のチケット」がポストに届いた。その一枚の出会いが、私の観劇三昧の始まりである。
自分のインスピレーションに素直に、観たいものを聴きたいものを、ジャンルを問わず楽しんできた。「今日、お茶しない?」、私なら「今日、演鑑しない?」である。
夢中にさせる出会いが、わくわくドキドキする「一枚の贈り物」が、たくさんのあなたに届きますように。
「演劇の扉は、いつもあなたのそばに在り、あなたとの出会いを待っています」
そして、札幌の誇れる芸術の祭典として、創る側(演劇関係の方々)と観る側(観客)が
表裏一体となって、これからもTGRを応援していきましょう!
札幌劇場祭TGR2023の開幕に「イヤイライケレ!(アイヌ語で、ありがとう感謝)」
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- 桑田 信治
- web広告ディレクター/ライター
- <プロフィール>
紙媒体の企画編集者としてライター、イラストレーター、デザイナー業に携わり、その後Web広告のディレクション、コピーライティング、撮影等に従事。多趣味の合間を縫っての小劇場通いと新作映画の鑑賞が楽しみ。
- <コメント>
多人数の豪華な舞台や、ベテランの重厚な作品ばかりが評価されるのではありません。舞台と自分との間にどのような個人的な「出会い」があるのか。自分の心の琴線に触れる作品と出会えることを楽しみに、いち観客目線で今年もまた審査に一石を投じたいと思っています。よろしくお願いいたします。
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- 田村 正和
- ジンベドラマー
- <プロフィール>
1995年から役者等を経験。2000年からアフリカの太鼓・ジンベを学び、2012年から旭川でジンベクラスを主宰。2010年から書作開始、北海道書道展9回入選。本業は地域経済の調査研究等、北見在住。
- <コメント>
貴重なご縁をいただきました。舞台という虚構の中に時間と空間を創造する芸術を、劇場で多くの方々と共有し、感じ、楽しみたいと思います。
感性とは、人それぞれが持つアイデンティティ、「私が私である」ことそのものです。ひとつひとつの舞台に「舞台が舞台である」こと、舞台のアイデンティティがあります。それは、舞台に携わる方々、会場でご覧になる方々が、劇場で一堂に会することで生まれる「舞台の感性」ではないでしょうか。それこそが演劇の醍醐味である、そう感じています。
「舞台は集うことで成り立つ」
劇場に集い、演劇の醍醐味を味わえるときが来ました。
本当に本当に、楽しみな時間です。
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- 中野 愛菜
- 発展途上の舞台芸術学生
- <プロフィール>
北翔大学舞台芸術分野専攻
劇団ひまわり所属
役者志望で普段は演技について学んだり、大学にて公演を行ったり、歌やダンスなどにも挑戦中です。
- <コメント>
演劇に魅了されて早7年、まだまだ、飽きる気がしないこの世界にどっぷり浸かれる良い機会と思い、今回、審査員として参加したいと考えました。
楽しむことはもちろんですが、多くの作品から、様々なことを吸収し、自分自身も発展できる一か月にしていきたいです。
自分が作品を観て受け止め、感じたことを言葉にすること、そして、それを他者と共有していくこと、この過程が私にとって、とても良い経験になるよう努めていきます。
たくさんの作品と出会えるのを楽しみにしております!
未熟者ですが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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- 中山 詩織
- 観劇歴20年の魔法使い
- <プロフィール>
札幌で大学卒業後、声優を志し東京へ。その後東京各地で観劇すること20年。再び札幌の地へ舞い戻り今に至る現世(うつしよ)の魔法使い。
- <コメント>
今回審査員を務めさせていただくご縁を頂戴いたしました。生のお芝居が大好きな私が浴びるように観劇する機会をいただけるなんて光栄です。純粋に一つ一つのお芝居を楽しみたいと思います。少しでも演劇の面白さを世に知っていただく一助となれましたら幸いです。
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- 石川 伸一
- まちづくりプランナー
- <プロフィール>
文化や芸術情報のウェブ配信やフリーペーパー「マグネット」の編集長。そして最近は札幌や室蘭市のまちづくりと北海道の盆栽文化の発信もおこなっています。
https://knoow.jp/@/sishikawa
- <コメント>
演劇は目の前で繰り広げられる「生きている」芸術です。ネット、デジタル、コピーの世の中でなんと魅力的で贅沢な表現ではないでしょうか。私は演劇ファンをもっと増やし、演劇の世界を盛り上げたいと思っています。さらに演劇とは人をつなげる「メディア」だと考えています。
役者は舞台で、観客とつながり、物語を共有していきます。舞台には、あらゆる世界があって、そこに人間ドラマが進んでいく。そこにはみなさんの生活をより豊かにする「まちづくり」のアイディアも隠されているのではないか?ということを私は考えています。考え過ぎではないことを信じて。
演劇はフィクションですが、フィクションにこそノン・フィクションへのヒントがある思うのです。現実と虚構の重なる部分をみつけたい!みなさんもみつけましょう。審査を通して演劇に「出会う」ことが楽しみです。よろしくおねがいします。
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- 平田 修二
- 札幌劇場連絡会顧問
- <プロフィール>
(一財)田中記念劇場財団専務理事
札幌劇場連絡会元会長・現顧問
(公財)北海道演劇財団元常務理事・現顧問
- <コメント>
演劇は、劇場という空間に身を置いて、演者、他のお客さんと一緒の空気を吸い、舞台を通して世界や人生について考えるところです。普段自分で選ぶと偏りがちな観劇ですが、TGR札幌劇場祭でいろんな演劇を皆さまと楽しみたいと思います。
神谷新人奨励賞(新人賞)
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- 山田 修市
- 札幌市芸術文化財団
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- 平田 修二
- 札幌劇場連絡会顧問
- <プロフィール>
(一財)田中記念劇場財団専務理事
札幌劇場連絡会元会長・現顧問
(公財)北海道演劇財団元常務理事・現顧問
- <コメント>
演劇は、劇場という空間に身を置いて、演者、他のお客さんと一緒の空気を吸い、舞台を通して世界や人生について考えるところです。普段自分で選ぶと偏りがちな観劇ですが、TGR札幌劇場祭でいろんな演劇を皆さまと楽しみたいと思います。
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- 太田 真介
- 札幌劇場連絡会事務局長
- <プロフィール>
NPO法人コンカリーニョ職員。札幌演劇シーズン、札幌劇場祭(TGR)の事務局など事業のコーディネート等を担当している。コンカリーニョ統括マネージャー/あけぼのアート&コミュニティセンター事務局長。
- <コメント>
新人賞は昨年から「神谷新人奨励賞」と名前が変わりました。
すっかりと新型コロナウイルスの影響も影を潜めた2023年、今まで活動を控えていたり、思うように活動できなかった若手劇団を応援すべく本年以降も続けていきます。
元々の「神谷演劇賞」の理念を引き継ぎ、演劇文化の発信の活性化を目指し、これからの札幌演劇界を支える若手劇団のみなさんが大きく羽ばたく、この「神谷新人奨励賞」が、その一助となることを願っています。
「コヤの人」である劇場連絡会メンバーとして、「また来年もこの団体の作品が観たい!」そんな未来を感じさせる、今の最大限の作品と出会えることを楽しみにしています。