ART STREET


美術展 まなざしのスキップ作品紹介1

札幌市民交流プラザでは、7名のアーティストの作品が展示されていますが、
その中から、SCARTSモールCに作品が展示されている牛島光太郎さんの作品を
紹介いたします。

外側の形
日用品、自然物、プラスチック/2019

牛島は当初、「日常のなかで拾いあつめたモノたちのための彫刻台を作ろうと
考えている」と話していました。しかし、ひとつひとつのモノと向き合い、そ
れに合わせた台を作っているうちに、台は台ではなく、だんだんとおかしな形
になっていたのだといいます。
ここに並ぶモノたちは、そうやってひとつひとつ、手を加えられたものです。
あるものは体を支えるための手が付け加えられ、またある者は、まるで空に
むかって伸びる芽のように、一部が誇張されています。
およそ経済的な価値のないモノのために、台ではない「何か」をつけ加えてい
く作業は、それらを使っていた知らない人たちの日常を想像する作業となった
と牛島は言います。この作品をみながら、これらのモノが過ごしてきた時間や
状況を、想像してみてください。誰かが過ごしてきた時間を日常の中で想像す
るとき、自分がこれから過ごす時間をも、明るく見えてくるようです。

Category: ART STREET 

前のページに戻る